情報教育全国大会


8月10.11日に第5回全国高等学校情報教育研究大会が東京情報大学(千葉市)で開催され、村上、野崎、山口各先生が参加されました(研修派遣旅費補助事業)。全国から200名ほどの参加だったようです。以下はその報告です。

1日目は、総会、開会行事、講演会、ポスターセッション、ワークショップ、高校の生徒発表、教育懇談会、懇親会でした。ポスターセッションは2回に分けて実施され、荷物の番もあったので、3人で交代で見に行きました。

講演:「情報教育の未来をデザインする-新学習指導要領の先にあるもの-」永野和男氏(聖心女子大学教授、日本教育工学会会長)

私(村上)は、ポスターセッション「生徒をその気にさせて、担当も楽しむ映像制作」能城茂雄氏(都立足立高等学校)が面白く、思わす能代先生に宮崎に来て研修会をしてもらえないか頼んでしまいました。

教育懇談会では、全国事務局の先生に話をしたところ、九州各県の先生方に集まってもらうことができ、福岡と沖縄の先生と知り合うことができました。九工大の西野和典教授にも連絡を取りたいと思います。

東京情報大学と千葉駅はバスで40分ほど離れているのですが、宿にいったん戻って荷物を置いてから、懇親会に参加しました。会場では50名ほど参加していたのではないかと思います。

そこで、野崎先生と山口先生が文部科学省の永井視学官と意気投合し、宮崎で全国大会をやりたいと言い始めました。来年度の全国大会は、京都大学で、その次は埼玉県が実施すると言うことで、27年度の全国大会開催県を募集していました。

2日目は、各分科会に分かれての発表でした。3人で分かれて参加しました。

第1分科会「情報の科学」
第2分科会「共通教科『情報』の研究」
第3分科会「社会と情報」
第4分科会「専門教科『情報』」
第5分科会「問題解決の取り組み」
特別分科会「若手教員の授業実践発表会」

講演:「これからの情報教育と新学習指導要領」永井克昇氏(文部科学省初等中等教育局)

5つの分科会に分かれていたのですが、私はさらにもう一つの特別分科会(若手教員の授業実践発表会)に参加しました。この発表会の中でのキーワードは「グループワーク」だったように思えます。

生徒の人間関係をつくって、グループで一つの問題解決に挑ませる授業づくりでした。本分科会は人数も10数名だったことから、各県の教員の採用状況や異動の様子、コンピュータ教室の配置の状況などの情報交換をすることができました。

野崎先生、山口先生とも、それぞれの分科会で得るものが多かったと言っていました。全国大会の参加後は東京スカイツリー・水族館・プラネタリウムなどに行き、最終日は国立科学博物館で1日を過ごして帰りました。

添付画像は、①東京情報大学の校門から見た大学の様子 ②総会、開会式での事務局の様子 ③生徒発表(ポスターセッション)の様子 ④東京情報大学のサーバです。