9月21日(金)宮崎公立大学交流センターで宮崎県高等学校教育研究会視聴覚部会(会長県立高千穂高校磯上照男校長)の研修ならびに総会が行われ、会場設営および研修の部について本NPOが企画運営させていただきました。
当日のアンケート結果について報告いたします。
ICT機器の説明については、液晶プロジェクタ、教材コンテンツ作成ソフト(Thinkboard)、それぞれ「よく理解できた」「大体、理解できた」が9割を超え、全体的な研修の満足度につながったようです。
液晶プロジェクタについては、今回の参加者の1割が使用しており、8割が使用したいと答えています。
まだ利用者が少ないのは、インフラ整備の遅れや身近に利用できる環境にないこと、研修不足などが上げられるでしょう。
教材コンテンツ作成ソフトについては、参加者の8割が「活用してみたい」、「実践例を知りたい」と関心を寄せていました。
先生方は授業でどのような使い方ができるのか、多くの具体例を知りたいという要望が強いようです。
今回の研修については、参加者の9割の人が良かったとの感想を持たれました。
研修内容については、さらに豊富なメニューをそろえたいと考えております。
アンケート記述回答より
【教材コンテンツ作成ソフトの印象について】
教科が国語なのですが、どのような点で使っていけばいいかまだよくわからない。古典の家屋の図などの説明では使ってみたいが、文章読解の時はどういうふうに使っていけばよいかと思った。
授業の過程を残すことは後の研修に役立つと思う。
実際に触れてみたいと感じた。
体験できるともっと良かった。
教育の情報化が進められている中で、それをおし進められるだけの能力を秘めているように感じた。個人的には使ってみたいという感じがした。
ThinkBoardを含め自分の中には授業に対するいろんな引き出しがあるが、それらを効果的に活用していければいいなと改めて思った。
“間”が取れるところが画期的。1人1人ができ、自由位置で操作できるのは嬉しい。
実践例をもっと知りたい。使いこなせるようになるととても便利だと思う。
英語の実践例を是非見せて欲しい。
便利だと思った
先生の行う授業が一度きりにならず、質(授業)も日によって変わることもない為、非常に有用であると思うが、授業教室と先生が必要なくなるのではとも感じた。
授業で生徒の理解力・集中力の向上が期待できる。
可能性が更に広がるソフトであると感じた。
【今後、期待する研修について】
県で導入されるタブレットPCを使用した授業実践例等。
現在校内にある機器の有効利用の仕方などあれば・・・。
デジタルコンテンツの共有化。デジタルコンテンツをどのようなルートでどのように展開していくか。
教育の情報化に必要な知識・技能を身につけることができる研修。
私自身ICTを使った授業に大変興味を持っています。今後も是非このような研修を開いてほしい。
今回のように実際に器具を手にとって行えるのは有難い。取っつきにくい部分が一挙に解決できた。
今回のような実践的なもの。
他校での活用例などをもっと知りたい。
机の位置を調整して欲しい。前方のホワイトボードと隣の方が重なり見づらかった。
今回のアンケートを活かしながら、教育の情報化に少しでもお役に立てるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。
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