日本情報科教育学会支部研究会

11月3日(土)に日本情報科教育学会九州・中国・四国支部研究会が日本文理大学湯布院研修所であり、村上先生と私亀澤が参加してきました。

大学生も含め50名ほどの参加で、露天風呂に浸かりながら、また、美味しい料理をいただきながらの語らいなど、楽しく実りある研究会でした。内容は下記のとおりです。

★★★
○論文発表
1 期末試験の結果から見る「基本情報技術者試験」対策指導のポイント
  松尾康徳(麻生情報ビジネス専門学校)
2 「情報教育担当教員相互のコミュニケーションサポートを目的とするSNSの活用に関する検討」
  津森伸一(近畿大学九州短期大学)
3 「NPO法人情報教育支援研究会の活動」
  倉光貴子(NPO法人情報教育支援研究会)
4 「Sambat小学校の情報教育支援に係わる現地活動報告(2)」
  中村星朗(NPO法人情報教育支援研究会)

○デモ発表
 「デジたま講座」教材・教具の開発
  竹田正幸、池田大輔、脇田早苗、池内昌子(九州大学大学院システム情報科学研究院)

○ポスター発表
1「トラブル予測を組み込んだ船舶向け点検システム」
  岡本 忠洋(九州工業大学情報工学部)
2「問題応答による展示物理解を促進するシステムの開発」
  作見 優樹(九州工業大学情報工学部)
3「数学の学力向上のためのSPI2問題を用いた学習システムの開発」
  山本真規子(九州工業大学情報工学部)
4「ネット上のいじめ問題に関するマルチエージェントシミュレーション」
  長 大祐(九州工業大学情報工学部)
5「教科「情報」のルーブリックを用いた学習評価システムの開発」
  高松 宗貴(九州工業大学情報工学部)
6「デジタル教科書を用いた数学の新しい学習方法の提案」
  鈴木 計哉(九州工業大学情報工学部)
7「学習スタイルを考慮したe-ラーニング受講方法推薦システムの開発」
  眞弓 哲青(九州工業大学情報工学府2年)
8 情報メディアによる情報の量と質の比較に関する基礎的研究
  阿濱茂樹(山口大学教育学部)
9“ICT活用”を組織でサポート~市内小中学校の日常的な授業の共有~
  池田 勇(嘉麻市教育センター)

○ラウンドテーブル
1,小・中の情報教育
2,情報教育一般
3,情報科教育
4,大学生の交流

このなかで特に興味を引かれたので「デジたま講座」と「情報教育担当教員相互のコミュニケーションサポートを目的とするSNS」でした。

前者は黒白の玉を使ってデジタル(2進法)のしくみを説明するもので、小学生から大人まで2進法の世界が実感できるスグレものです。下記サイトをぜひご覧ください。

http://digitama.i.kyushu-u.ac.jp/

また、後者について、興味ある方は下記サイトより登録ができます。

http://banana.kjc.kindai.ac.jp/jaeis/web/member/login