描いてみよう!宮崎の10年後

第3回「リアル熟議inみやざき」の議事録の一部です。全体の流れを感じ取ることができるのではないでしょうか。

テーマ設定
①.「私たちは、10年後どんな宮崎であってほしいだろうか? そして私たちは、その宮崎とどんな関わりを持っていたいだろうか?」
②.①テーマに、「私や私に大切な人たちにとって」を加える。
③.①②で深めたことを踏まえて、「じゃあ私は明日から何をする?」について考える。

参加者の動き
提示されたテーマに対し、各グループに置かれた模造紙に気付いた点、共有したい点、疑問点などを自由に書きだしながら深めていく。その後テーマ変更ごとに、メンバー入れ替えを行う。テーマ①→②の入れ替えの際には、新しいグループ内で事前の議論内容を共有してから議論を始める。

全体シェア内容
※全てのシェアを自由発表とし、石川による前方での書き出しで行う。

テーマ①
●魅力、文化
・笑顔が多い県であってほしい。
・のんびり、田舎→変わってほしくない
●自然、観光
・太陽エネルギーの有効活用、供給基地に!
・農業、介護でのロボット活用。
・観光業の復活!自然を活かす。
・電気自転車充電ステーションの設置。
●ネットワーク、活性
・帰ってきた人たちの声を集めて次の世代に。
・交通、ネット回線、チャンネルを増やしたい。
・若い人がネット等で繋がる→帰ってきたときにイベントを行う。
・宮崎独自のものをアピールしていかなければならない。
・宮崎を活性化させるために個人力を高める。
・口コミの重要性→世界に繋がる。
・宮崎の魅力を伝えてくれる人を増やしたい。
・学校の使わなくなった教室を保育園として利用。

テーマ②
●魅力、文化
・宮崎の良さは変わって欲しくない。
・パチンコ屋の多さによる県民性の弊害はないか。→もっと楽しいこと、繋がることは?
●自然、観光
・グリーン経済の発展→山・畑を貸す
・宮崎の特産品を贈る。
・6次産品の充実。
●ネットワーク、活性
・モノより人を育てることが大事。
・宮崎の良さを発信していける人材を。
・内輪だけでの盛り上がりを世界発信へ。
・様々なバックグラウンドのある人が意見交換できる場を育てる。

テーマ③
・自分勝手にやっていこう!
→自分勝手にやって、後から結果がついてくれば良い。
後から、まわり・コミュニティがついてくる。
・教員として宮崎のことを知ってもらう。
・常に宮崎のことを頭において考える。
・自然と共有して生きていく。
・人と人との関わり、出会いを大切にしたい。
・県外の人が宮崎をどう思っているのかを聞き、研究したい。

16:45 クロージング
●各々の想いを一つの木へ
参加者に本日の感想を自由に付箋に書いてもらう。その付箋を前方に張り付けた木の実として加えていく。

~掲示内容~
・改めて宮崎人の暖かさを再確認した。
・他県、世界に出ることで宮崎の良さ、違いをもっと感じたい。
・人と人との繋がりは無限大!
・宮崎の可能性、必要なものを多く探っていきたい。
・自分がこれから作る“約束”が楽しみです。
・ヒトを育てることの重要性を強く感じた。
・世代、職種を超えた関わりをもっと大事にしたい。

その他、具体的には、もっと多くの提案や意見がありました。しかし、その内容より、初めて出会う人々が世代や職種を越えて同じテーブルで話し合ったということが大事でしょう。その経験をこれからの活動に活かしていきたいものです。