ICT支援員の資格
九州ICT教育支援協議会主催による平成25年度公開研究会「教育へのICT活用を考える研究会」に亀澤が参加してきました。
これは総務省の情報通信月間推進協議会の協賛を受けて、5月25日(土)に福岡市(天神クリスタルビル)で行われたもので、さまざまな分野の方が70名ほど参加されていました。
桑崎剛会長、および総務省九州総合通信局の梶原愼一氏の挨拶の後、9本の研究発表がありました。以下はそのタイトルです。
1,CEC「教育の情報化」推進フォーラム 報告
NPO法人ICTサポートスクエア 理事長 霍本仁史氏
2,「ICT支援員能力認定試験」について
株式会社学映システム ICT支援グループ 担当係長 田中康平氏
3,教育情報化の全体動向
九州工業大学大学院情報工学研究院 教授 西野和典氏
4,調査結果に見る「電子黒板」の活用効果
株式会社内田洋行 公共本部マテリアル企画部 部長 畠田浩史氏
5,情報モラル教育実践報告
モバイルネットワーク研究所 代表 松川由美氏
6,特別支援教育におけるICT活用
北九州市立北九州特別支援学校 教諭 本田誠三氏
7,ICT教育におけるタブレットPCの活用方法
九州工業大学情報教育支援士会 石田典雅氏
8,市内小中学校での情報教育と各教科でのICT活用事例紹介
福岡県嘉麻市教育センター 情報教育支援教員 情報教育推進協議会事務局長 池田勇氏
9,ICT利活用教育を広げるための一工夫
山口県立岩国高等学校 山下裕司氏
すごく盛りだくさんでしたが、このなかでケータイ甲子園のことや、高校生ICTカンファレンス、AT2ED、ee-clubなどのことを始めて知りました。
参加して感じたのは、授業でのICTサポートが不可欠になりつつあること、ICT支援員の資格が整いつつあること、多分野の方々が参加しつつあること、予算確保も含めて教育委員会や学校現場にそれらを受け入れる素地をつくることなどでした。
また、今年度の日本情報科教育学会九州・中国・四国支部の秋季研究大会が11月9日(土)に宮崎で開催されることも報告されました。このつながりを大事にしながら、さらに宮崎での教育の情報化を広めたいと思ったところです。