Jaeis九州・中国・四国支部研究会
11月9日(土)に日本情報科教育学会第6回九州・中国・四国支部研究会が宮崎公立大学で行われました。
地元として宮崎県高等学校教育研究会情報部会と当NPO法人みやざき教育支援協議会が開催に協力いたしました。
県内外から47名の方が参加され、講演につづき、多くの研究やポスター発表がありました。内容については前回案内したプログラムをご覧ください。
宮崎大学教育文化学部山田利博先生の講演は「神話」と「科学」を結びつけ、その発想の共通点を指摘したものでした。
最先端技術は魔法と区別できないというアーサー・C・クラークのことばや、天孫降臨はまさに今日のクラウドであるという指摘などは、刺激的な話でした。
研究発表では情報教育もコラボの時代に入ってきたとの印象を持ちました。他の教科や学生との共同作業や理解させるためには読解力や説明の仕方に工夫が必要であることなどが指摘されていました。
教職員でまだSNSの使用が少なく、児童生徒たちへのモラル教育やネットパトロールなどに研修や連携が必要なことも上がりました。
何より面白かったのは、学生によるポスター発表のバラエティの豊かさでした。
研究設定の理由が実にリアルで共感できるものが多く、初めての参加者の興味関心を強く惹きつけていました。
初めての宮崎開催でしたが、地元に充分、刺激を与えたのではないでしょうか。県外から参加者のみなさん、遠い所からありがとうございました。