私学での情報教育

第6回の教育ICT研修会は3月9日に行われました。

「私学における情報教育」と題して赤木正幸氏(日章学園高校教諭)と西留和彦氏(日向学院高校教諭)に報告していただきました。

日章学園高等学校

日向学院高等学校

赤木氏からは、公立と私立との違いや私立学校の特徴などを話してもらい、西留氏からは部活動も含めて、具体的な情報教育の取組を紹介してもらいました。

私立学校には教育委員会はほとんど関与しないということや、逆に県知事との関係が強いことなど改めて知りましたが、公立学校から見るとやはり個性的なインフラ整備や授業展開が行われているように思いました。

私立学校に限らず、最近ではあまりパソコンに触れず、ケータイなどのモバイル機器が普及してきており、今後、パソコン教室のようなものはなくなるでのはないかという意見も出されました。

しかし、マルチメディア関連はどこでも生徒たちの反応は早く、それをうまく取り込んだ授業なども行われているようです。また、各種検定試験に向けての部活動の取り組みや公開講座を通しての市民とのつながりなど、参考になる報告もありました。

私立学校にいると他の公立学校との情報交換が少ないことが挙げられ、学習指導要領の改訂にともなう教科「情報」の内容や生徒実態に対応した課題や教科指導など、もっと交流を深めていくことなどが話されました。