熱い夏
日時:平成23年8月7日(日) 10時~17時(9時開場)
場所:仙厳園 「秀成荘」
定員:社会人/40名 大学生/20名 高校生/先着20名
主催:「リアル熟議 in鹿児島」実行委員会
教育同人社 霧島プロジェクト実行委員会
テーマは「鹿児島で、日本のこれからを考える」でしたが、参加者が高校生、大学生、教職員、社会人と年齢、職業、地域(鹿児島、宮崎、熊本、福岡、東京など)を超えて集まり、今まで体験したことのないグループ討議でした。
グループ討議といっても当初4~5人のグループに分かれただけで、途中から班員の構成に入れ替えがあったり、途中休憩も自由、ただ聞くだけの人、熱っぽく語る人、うろうろする人など、いて肩の凝らない討議でした。ただ、各グループとも模造紙に発言を記録することだけが義務づけられていました。
高校生、大学生がとても熱心なのは驚きでした。話に飢えているというか、いろんな人と話のできるこんな場がもっと欲しいといった感じでした。確かにテーマが広くて、いろんな話題に広がったり、あるいは途切れたりしましたが、いろんな発想が飛び交って、自由に話すということがとても新鮮でした。
リアル熟議in鹿児島2011報告記事(鹿児島経済新聞)
教育同人社サイトよく見ると写真に私も写っています。
リアル熟議とは(文科省政策創造エンジン)
次に「九州ICT教育支援協議会」研修会に参加してきました。
日時:8月20日(土) 午後2時~5時
場所:熊本城 桜の馬場「城彩苑」多目的ホール
内容:教育の情報化に関する国の動向
佐賀フューチャースクール校研修視察報告
九州内のICT支援の情報交換
フューチャースクール校のPC環境実習ほか
この会は、ICT支援員や教育関係者、関連企業などが協力しながら、教育の情報化について支援していこうとする趣旨で今年5月に設立されました。桑崎剛熊本市立河内中学校教頭を中心に、西野和典九州工業大学教授や、氏の実践されている「情報教育支援士」の方、また熊本でICT支援員を派遣しているNPO法人アイシーティーサポートスクエア、佐賀フューチャースクールICT支援員田中康平氏(学映システム)などが集まり、九州から全国に教育ICT支援の輪を広げて行こうということです。
ここでも熊本の熱い意欲に接することができました。業者の方が多く参加されていて、民間企業から見た教育の情報化についてのご意見や感想はとても参考になるものがありました。まだ、学校という現場には外部からの受け入れにどうも壁があるようです。あるいは、多忙な先生方は業者の方と接する機会が少ないのかもしれません。
教育の情報化の遅れは、そのまま、日本の教育の立ち後れにつながるという危機感も共通に認識できたような気がします。