教育ICT講座「誰でも食いつくプレゼンテーション」
5月25日(土)の総会後に教育ICT講座を開催しました。
テーマ:「誰でも食いつくプレゼンテーション」
講師:清武 清 氏
映像制作をメインに、清武氏が実際に制作されているものや様々なエピソードも交えながら、いかにPRしていくかをお話しいただきました。CM制作(動画制作)だけでなく、いろいろなシーンで応用できるお話でした。
講師紹介
清武 清 氏
クリエイティブディレクター(CM制作・番組制作)
有限会社 STEPS 代表取締役
番組制作ディレクター、音楽プロデューサー、新聞販売店、広告代理店を経て会社を設立。映画制作を始めとした映像コンテンツの制作を行っている。
講座概要
- アナログからデジタルへ時代が進み、誰でも作れるようになった。映像の中にどれだけ自分の意志が含まれるかが重要。
- 機材は高価であるか否かより、できるだけマニュアル操作ができるものを。 自己表現、オリジナリティという点ではマニュアル操作が大切。
- オートフォーカス、オート○○などは便利。しかし誰でも同じような映像となるので、記録用として考える。
- CM制作で考えることは AISAS (以前はAIDMA)。参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/AIDMA
- 絵コンテは、特にCMやショートフィルムでは大切。
- チームで制作するときの情報や認識の共有。ある程度作りこんだものを現場で落とし込んでいく。
- 自分が何をしたいのか、何を伝えたいのかをしっかり作っていく。
- 5W1Hを考える。
- 各シーンで誰をメインに据えるかを考える。
- 初めはズームを用いない、カメラは固定して動かさない。見る側への負担になる。
- 画面内にある情報を考える。背景と人物の関連性や意味など。
- 初めは自分で満足できるものを作る。次に身近にいる人に見てもらう。
- 身近にいる人がいいと思えるものなら、その次に広めていく方法を考える。
- インターネットでは最初の制作物への印象が、その後の制作物を見る、見ないへの影響が大きい。
- インターネットでは、集中して見てもらえるのはせいぜい5分程度。
- よほど興味があるもの、話題のものでない限り、長時間のものはきちんと視聴されない。
- 見る、見ないは出だしの数秒程度で決まってしまう。
- (AISAS)共有されるためには、誰かに伝えたくなるような要素を入れる。