ちょこっと校内ICT研修

普通科高校での第3回校内ICT研修会を9月後半の中間考査の午後に行いました。

採点等で忙しい時間でしたが、15名ほどの先生方に集まってもらいました。今回はモバイル用プロジェクタの取扱でしたが、USB対応のPCレスプレゼンテーションを中心にした30分程度の説明会でした。

この機種は昨年度も整備したのですが、とても評判がよく、パソコンなしでプレゼンテーションができるということで要望の強かったものです。

電源の入れ方から焦点のあわせ方、簡単な台形補正、USBケーブルでの接続、パワーポイントの保存方法、書画カメラと電子黒板ユニットとの組み合わせなど、短時間でしたが、最新のプロジェクタ機能について説明を行ってもらいました。

プロジェクタ整備については各教科から要望が強く、今年度、新規に5機を整備しました。あわせてマグネットスクリーンも4本整備しました。普通科高校のなかではかなり充実した学校になったのではないでしょうか。

ただ、これら新製品の開発は早く、同一メーカーでも旧機器との互換性には乏しく、台数だけ増やしても使われる機器がどうしても新しいものに限られてきます。

また、使ってみたいが、ひとりでは無理という感想がどうしても聞かれました。やはり優れた授業実践、あるいは効果的なICTの使い方の研修、ICT支援員の配置がなければ、なかなか広がらないでしょう。

機器の説明を中心に今年度3回ICT研修会を持ちましたが、実際の授業のなかでの研修がやはり一番効果的なような気がします。