どんな理由でも他者を排除しない
昨年11月のオリエンテーションから始まった「イエナプラン教育オンライン講座」(イエナプラン教育宮崎実行委員会主催)連続10回が終了しました。
オランダのリヒテルズ直子先生とオンライン(Zoom)で結び、『今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック』(教育開発研究所刊)をテキストに、県内の教育関係者や保護者などグループディスカッションを交えながらの勉強会でした。
オリエンテーション、2019年11月24日「イエナプランの基礎知識」
第1回、2020年1月26日「オランダ・イエナプラン教育の発展とそのビジョン」
第2回、2月22日「違いから学ぶ」
第3回、5月21日「4つの基本活動とリズミックな週計画」
第4回、6月26日「基本活動、対話と遊び」
第5回、7月24日「基本活動、仕事と催し」
第6回、8月19日「ワールドオリエンテーション、その意義と教科学習との関係」
第7回、9月26日「ワールドオリエンテーション、ヤンセンの自転車」
第8回、10月17日「ワールドオリエンテーション、ストーリーラインアプローチ」
第9回、11月26日「イエナプラン校における評価と通知」
第10回、12月19日「子どもたちの自治と保護者の参加」
コロナ禍で一時中断しましたが、毎回、目からの鱗の連続でした。ホンモノに対するホンモノの問い、子どもたちの五感を総動員させているか、自分を知るためには異なる意見、他者を必要とする、他人の喜怒哀楽を共有する、沈黙と静寂の重視、誕生会はとっても大事、分刻みの授業展開は効果がない、保護者の参加は教育の前提、教育者が理想・夢を語らなくて誰が語るの、スリートップ・ワンチップなどなど。
メイン会場は南宮崎駅前ビル「ふれあいサロン」、18時~20時でしたが、毎回30分以上超過し、様々な意見交換がなされました。MESCはオンライン中継の機器操作に協力しました。