県内「情報科」部会
平成24年6月29日(金)に宮崎県高等学校教育研究会教科「情報」部会が宮崎公立大学で開かれました。県内の情報科担当の先生方や研修には一般の方も参加されました。
総会の後の研修会は次のとおりでした。
1,「タブレットPCを用いた理科の授業実践」
田爪孝明氏(宮崎北高校教諭)
2,県立学校「教育の情報化基盤整備事業」について
田代晃一氏(県教育委員会学校政策課)
3,「新教育課程について」
西野和典氏(九州工業大学大学院教授)
1,2については以前、教育ICT研修会でもやっていただいた内容ですの省略します。
今回の西野教授の話は、参加された先生方にとっては「目から鱗」の内容ではなかったでしょうか。
これまで教科「情報」は実習中心のイメージが強かったのですが、他の教科では扱えない大きなテーマを抱えているということがわかりました。
西野教授は「知識基盤社会」に求められている能力を整理された後、問題発見・解決能力を培う授業の展開や、時代に対応するのではなく、時代を創り出していく力の育成に努めなければならないと力説されました。
「情報社会のフロンティアを創る」それが教科情報の大きな眼目のようです。